ペットが亡くなる時、弔い方について悩む場合も多いかもしれません。家族の中でも意見が分かれることもあるでしょう。供養をきちんとしてあげたいという方もいらっしゃいますよね。

そこで今回は、ペットを飼ったことがある737人の方に「ペット(犬や猫)が亡くなったら、どのように埋葬したいですか?」というアンケートにご回答いただきました。まずは第4位から順にご紹介します。

第4位 自分と一緒に入れるお墓に入れる

画像: 第4位 自分と一緒に入れるお墓に入れる

101人(14%)の方が「自分と一緒に入れるお墓に入れたい」と回答しました。

  • 一番身近で他とは違う大切な存在だから(東京都/30代女性)
  • 一緒にいたいので、埋葬という形でなくてもなるべくそばに置いておきたい。(神奈川県/40代女性)
  • 家族のお墓に入れたいですね。イヌも家族だと思うので。(静岡県/30代男性)

中には「ペットはお墓には入れてはいけないので、どうしようかと心配している」といったコメントも寄せられたことから、本当は一緒にお墓に入りたいけれど、現状では難しい面もあるのかもしれません。

第3位 自治体に依頼する

画像: 第3位 自治体に依頼する

126人(17%)の方が、自治体に依頼をするということが分かりました。理由として、「自治体であれば、きちんとしてくれるだろうから」というコメントが多くみられました。

  • 自治体のルールに沿う。むやみに自分の思いのまま対処するべきでは無いと考える。(愛知県/60代男性)
  • ペット葬とかしてやりたいけど、お金がないので自治体に頼むしかない。(長野県/50代男性)
  • 自治体に頼む、無難そうだから(愛知県/20代女性)

第2位 自宅の庭に穴を掘って埋める

画像: 第2位 自宅の庭に穴を掘って埋める

233人(31%)の方が「自宅の庭に穴を掘って埋めたい」という結果に。「亡くなってからもずっと側に居て欲しい」「埋葬にお金をかけたくない」という理由が挙げられています。

  • あれば、自宅の敷地に埋めてあげたい。身近に感じていたい。(愛知県/50代男性)
  • 市の焼き場で焼いてもらい骨をもらってきて自宅の庭に埋めました。(和歌山県/50代女性)
  • 庭があるのでわざわざ遠くの別の場所などには置いておきたくないです。(愛媛県/40代女性)
  • 庭に埋葬する。お金がかからない。(千葉県/30代男性)

第1位 ペット用のお墓に入れる

画像: 第1位 ペット用のお墓に入れる

280人(38%)が「ペット用のお墓に埋葬したい」という結果になりました。火葬から埋葬まで執り行ってくれるペット霊園に依頼する方が全体の約4割。理由として、「きちんと供養して弔ってくれるから安心」「共同墓地の方が寂しくないだろうから」とのコメントが多く寄せられています。

  • ペット専用の祭場なら供養してくれる(香川県/60代男性)
  • 将来的に参ってあげられなくなったら、かわいそうなので動物霊園の共同墓地に埋葬してあげたい。(大阪府/50代女性)
  • 最初は庭に埋めるのも考えたけど、最近はペット用のお墓に埋葬する人が多いので利用したいと思っています。あまり近くよりも少し離れた場所の方が亡くなったショックから立ち直れるかなと。(兵庫県/50代女性)

また、「本当は庭に埋めたり、お墓に入れたいけど、色々問題になるので、専用の業者さんにお願いします。(千葉県/40代男性)」というような回答もいただきました。庭付きの一軒家であれば、ペットを庭に埋葬することができますが、都市部では現実的ではないのでしょう。「庭がないので、専用霊園に」といった意見もみられます。

その他の回答(手元供養・散骨)

手元供養する

  • 火葬場で焼いてもらってペット専用の骨壺や仏具を買って家で供養をする。ペット専用の墓地に入れるよりも、家で供養をした方がペットも寂しがらないし、手軽で費用の節約になる。(神奈川県/20代女性)
  • ペット用の霊園で納骨、供養までしてもらいました。また骨の一部はカプセルに入れてもらい、手元に置いてます。(大阪府/40代男性)

散骨する

  • 火葬したら、骨はとっておきたいと思ってます。自分が死んだときに、海にでも一緒にまいてもらえたら、ずっと一緒にいられるかなって。(埼玉県/20代女性)
  • ながく一緒に暮らした犬の遺骨を、山の散歩コースに散骨に行きます。(鹿児島県/50代男性)
  • 火葬して庭に散骨したい~一番お金がかからないから。(青森県/60代男性)

「火葬して、遺骨は手元に置く。将来、自分のと一緒に庭に散骨してほしい(神奈川県/40代女性)」というコメントにもあるように、将来自分と一緒にお墓に入る時まで自宅に保管しておきたいという意見もみられます。

まとめ

画像: ミルトーク調べ(20~70代男女 計737名)

ミルトーク調べ(20~70代男女 計737名)

今回は、ペットの弔い方についてのご回答をご紹介しました。人間と同じように火葬し、供養をしてあげたいと考える方が多いということが分かります。

ペット専用のお墓に入れたり、自宅の庭に埋葬するだけでなく、手元供養(遺骨の一部を手元に置き、供養する方法)、散骨といった方法やペットと一緒に入れるお墓も増えてきていますので、お住いの地域でどのような弔い方が可能なのか把握されておくと良いのかもしれません。

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