ペット葬儀を行う事業者やペット霊園が登場するなど、近年ペットを供養するための方法や場所は多様化しつつあります。
人間よりも宗教的な決まりごとやマナーが少ないペットの供養ですが、もし自分のペットが亡くなって「供養してあげたい」と考えたとき、参考にできる意見が欲しいとお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、ペットを飼っている20歳以上の方78名に、ペットの供養に関するアンケートを実施しました。
他の方がペットの供養についてどのように考えているのかを見てみましょう。

自分のペットの供養の仕方について考えたことがある方は67.9%

まずは、『自分が飼っているペットの「供養の仕方」について、考えたことはありますか?』という質問をしてみました。

画像: 自分のペットの供養の仕方について考えたことがある方は67.9%

かわいがっているペットが亡くなってしまうことは、できればあまり考えたくないものです。
それでも、将来的にお別れする日のことを想定しながら「こうしてあげたい」と考えた経験のある方は7割近くいらっしゃるようです。

ペットの供養について考えたきっかけは?

次に、ペットの供養について考えたことが「ある」と回答した方に対して、供養について考えるきっかけとなった出来事はどんなことだったのか、伺ってみました。

・親の死、お墓問題などに直面し、動物であっても家族と同じペットのことも考えてみた。(東京都/40代/女性)
・以前飼っていた犬が亡くなったことや、現在飼っている犬が高齢になり病気になっている事から、時々考えている。(岡山県/60代/女性)
・ペットが手術した時。(埼玉県/50代/女性)
・親戚の飼っているペットが亡くなった時。(大阪府/30代/男性)
・SNSで知り合いがペットのお葬式について書いていたこと。(東京都/50代/男性)

「前に飼っていたペットを供養した経験がある」との回答や、「ペットが病気や怪我をしたこと」など、ペットとの暮らしの中で何かしら将来を意識するような出来事に直面し、供養について考え始めるケースが多いようです。

また、「知人や親戚からペット供養をした話を聞いた」「現在飼っているペットがそろそろ高齢になってきた」など、必然的に将来を考える状況になったため、という声も多数集まっています。

「自分のペットを供養するなら」火葬を選ぶ方が最多

1つ目の質問で、ペットの供養の仕方について考えたことが「ある」と答えた方に対し、『もしもあなたの飼っているペットが亡くなってしまった場合、ペットをどのように供養したいですか?』と聞いてみました。

画像: 「自分のペットを供養するなら」火葬を選ぶ方が最多

最も多かった回答は「火葬」で、得票率は56.6%でした。
複数回答可の質問なので、「火葬」と合わせてその他の回答を選んだ方も多いことと思われますが、ペットの供養として一般的な方法と考えられていることがうかがえます。

供養してあげたいと思った理由は?

上記の質問で回答を選んだ理由も伺いました。そのコメントの一部をご紹介します。

・ちゃんと供養してあげたい。家族だから。(大阪府/60代/女性)
・家族として、一緒のお墓に入れてあげたい。(大阪府/30代/男性)
・前のペットもそうしている。(静岡県/60代/男性)
・先輩の猫達は火葬して、遺骨は家の中にあるので今いる子もそうするが、自分の子供同然なので、最終的には自分と同じお墓に入れたいと思う。(徳島県/40代/女性)

「ペットも家族だから人と同じように送ってあげたい」という方が多いようです。
「自分が生きている間はずっと手元供養にして、最終的には一緒のお墓に入ることを計画している」と考えている方もいらっしゃいました。

おわりに

今回は、ペットの葬儀やお墓のことなど、現在飼っているペットの将来の供養について聞いた結果をご紹介しました。

供養の仕方について考えている方が過半数という結果になりましたが、一方でまだ考えていないという方も3割弱いらっしゃいました。
もしものことがあっても慌てずきちんと送ってあげられるように、供養方法の選択肢などをあらかじめ知っておいても良いかもしれませんね。

調査概要

調査区域:47都道府県
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2018年11月07日~11月14日
有効サンプル数:78(現在、自宅でペットを飼っている20代以上の男女)

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