大切な家族であり友人でもあるペットを失ってしまうと、その悲しみや喪失感から、心や身体に不調をきたす「ペットロス」に陥ってしまう方もいらっしゃいます。
そんなペットロスを和らげてくれる、「虹の橋」という詩をご存じでしょうか?

今回は、ペットを飼ったことがある136人の方に、「虹の橋」について伺った結果をご紹介します。

「虹の橋」とは

「虹の橋」とは、作者不詳の1編の詩を指します。
この詩の内容は、ペットが一生を終えると、天国へと続く「虹の橋」のたもとにある草原で飼い主との再会を待ち、やがて飼い主と再会して一緒に虹の橋を渡り、天国へ向かうというものです。

アメリカで広まった後、インターネットの普及とともに世界中に広まったこの詩は、さまざまな国・地域で翻訳され、それぞれの宗教観などに関係なく、ペットを愛する多くの方に知られています。

「虹の橋」を知っている方は14%

「虹の橋」について知っている方は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか?
これまでにペットを飼ったことがある136名の方に伺いました。

画像1: 「虹の橋」を知っている方は14%

「知っている」と回答した方は14%、「タイトルしか知らない」という方が11.8%。「内容しか知らない」という方は2.9%となっています。
今回のアンケートでは、「虹の橋」の認知度は低い結果になりました。

なお、「虹の橋」を「知っている」と答えた方に、「飼ったことのあるペットの種類」を伺ったところ、犬を飼ったことのある方が68.4%で最も多いという結果になりました。

画像2: 「虹の橋」を知っている方は14%

犬を飼ったことのある方の中では、比較的「虹の橋」の認知度が高いといえそうです。

インターネットやテレビ番組で「虹の橋」を知った方が多い

次に、「虹の橋」をご存じの方、内容やタイトルだけご存じの方に対し、どんなもので「虹の橋」を見たり、聞いたりしたことがあるのかを質問してみました。

画像: インターネットやテレビ番組で「虹の橋」を知った方が多い

最も多かった回答は、同率で「インターネットのWebサイト」と「テレビ番組」でした。
「虹の橋」はペットの情報サイトや動物がテーマのテレビ番組などで取り上げられることがあるので、たまたま目にした方も多いのかもしれません。

その他、「友人・知人からの話」、「SNS」「家族からの話」など、口コミのような形で「虹の橋」を知った方が多いことも分かりました。
飼い主同士の会話や家族の会話の中で、「虹の橋」の話題が出た、というケースや、ご自身がペットを亡くした際に、友人・知人や家族が「虹の橋」のことを教えてくれたというケースもありそうですね。

「虹の橋」について思うこと

ペットとのお別れによる、飼い主の心の傷を癒やしてくれるといわれる「虹の橋」。
「虹の橋」をご存じの方は、この詩をどのように捉えているのでしょうか。感想を伺ってみました。

・また会えると信じているのでうれしい。(千葉県/50代/女性)
・待っていてくれるならすごくうれしい。でもずっと待たせていると思うと申し訳ない気持ちにもなる。(山梨県/40代/女性)
・愛犬を亡くしたときは本当につらかったので、この詩を読んだときは涙が止まらなかった。愛犬が待っていてくれると思うと、気持ちが少し軽くなった。(東京都/50代/女性)
・自分がこの世から去るときには、「あの子と会える」という希望になる気がすると思った。(栃木県/50代/女性)
・家族の一員である愛犬を亡くし、つらい日々が続いていたところ…友人にこの詩のことを聞き、救われた気持ちになりました。本当に素晴らしい詩だと思います。 (愛知県/40代/女性)

ペットを亡くした経験のある方からは「救われた」「うれしい気持ちになった」という感想が多く寄せられました。

「待たせてしまうのはかわいそう、申し訳ない」という感想もありましたが、これも「自分のことは待っていなくても良いから、自由を謳歌してほしい」という、大切なペットへの想いがあるからこその感想なのかもしれません。

おわりに

今回は、ペットロスに陥った飼い主の心を癒やしてくれるといわれる詩、「虹の橋」についてのアンケート結果をご紹介しました。

日本ではまだまだ認知度が低いと思われる「虹の橋」。
この記事を読むまでご存じなかったという方も、ご興味を持たれましたら、「虹の橋」に関する作品を読んでみてはいかがでしょうか。

調査概要

調査区域:47都道府県
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2018年11月20日~11月27日
有効サンプル数:136(ペットを飼ったことがある、20代以上の男女)

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