お盆(8月13日~16日)は、亡くなったご先祖様が自宅に帰ってくるといわれる行事で、家族や親戚が集まり、故人を偲んでお墓や仏壇にお参りをしますね。

お墓のコンディションチェックやメンテナンスのポイントについてご紹介。

紹介してくれたのは、株式会社メモリアルアートの大野屋さん(東京都新宿区、 代表取締役社長 奥田実)の「お墓診断士」。

■お墓のコンディションチェックポイント

画像: お墓参り前にチェック!
お墓診断士がお墓のお手入れポイントをご紹介

①石と石の間を接着している目地が切れていないか、石碑や外柵、墓誌などをチェック
② 目地や金具の経年劣化が進むと、地震などで倒壊する恐れがあります。お参りのたびにチェックしましょう
③ 石碑のズレ、傾き、ぐらつきがないかを確認。(ズレの確認にはメジャーを持っていくと便利です)
④ 塔婆立てのぐらつきがないかを確認
⑤ 墓誌、灯籠のぐらつきを確認。古い墓誌は彫刻をする際に取り外しできることを前提に作っているものが多く、地震の際にずれやすくなっているので注意が必要です
⑥石材の汚れやシミがないかを確認。柔らかい布で落ちない汚れは、無理に落とすと墓石を傷めます。

~お墓診断士からのワンポイントアドバイス①~お墓にお酒やジュースはかけないで!~

お墓は天然の石で出来ていますので意外にデリケートなものです。「故人の好物だったから」と墓石にお酒やジュースをかけると、石が変色したり、ヒビが入ってしまう恐れがあります。故人の好物をお供えしたい場合は、墓前に供える事をおすすめします。そして、お供えした後は鳥がちらかしたり、墓石のシミにならないよう、お花以外のお供え物は持ち帰りましょう。

~お墓診断士からのワンポイントアドバイス②~墓石の彫刻文字のお手入れのポイント~

墓碑や墓誌の彫刻文字に墨入れをするのは、文字を見やすくするためですが、経年とともに文字が薄れ、見づらく感じることも増えてきます。
ペイント補修は、石材店等の専門の業者で4~5万円程度で補修することができます。ご納骨に伴って戒名の追加彫刻を行う際に、見づらくなった彫刻のペイント補修も依頼する方が多いようです。

◆意外と知らない“墨入れ”の知識◆
ペイントの色は石材の色味に合わせて白色や紺色が使われ、地域により金色のペイントや金箔を使用するところもあります。また、朱文字と呼ばれる赤色のペイントは、生前戒名を授かり墓誌などに彫刻しているもので、その人が亡くなった後には赤色を落とします。

~お墓診断士からのワンポイントアドバイス③正しいお墓掃除の仕方~
<準備するもの>・ほうき ・ちりとり ・歯ブラシ ・手桶またはバケツ ・タオル ・スポンジ
・植木バサミ ・軍手など
(・玉砂利を洗う場合はザルを使うと便利です)
✓お墓の周辺を掃き清め雑草を取り除く
✓墓石を水洗いする
※ 硬いタワシなどで強くこすると、墓石を痛めることがあるので気をつけてください。
※ 墓石の彫刻部分の掃除は歯ブラシを使うと便利です
✓外すことのできる花立ては取り外して洗う
✓香炉に残ったお線香の灰を取り除く

▼「正しいお墓掃除の仕方」動画は下記のURLからもチェック可!
https://youtu.be/hplDPADlc3s

今年のお墓参りの際にどうしても落ちない頑固な汚れや
お墓のトラブルが気になった場合は、お墓メンテナンスのプロに任せてみるのもアリ!?

▼メモリアルアートの大野屋HP
http://www.ohnoya.co.jp/?utm_source=press&utm_medium=pr&utm_campaign=1918

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