Official Staff
春。お彼岸に手を合わせるとき考えること
弔い。
どこか遠くにあるようなその響きは、そっと耳をすませてみれば、私たちの日々にもきちんと息づいています。死に向かって生きるわたしたちの「今」を、僧侶ライターの小鳥が切り取ったり、切り取り損ねたりする、ゆるめのコラムです。ちょっとだけお付き合いください。
《 小鳥 》
ライター、僧侶。30数年前にお寺の子として生まれ、僧侶となり、両親とともに実家の寺で暮らしながら、日々、言葉を紡いでいます。
今年の冬は暖かいなぁ。
と喜んでいたら、立春をすぎて思い出したように寒さがやってきた。
なんで今更……とぶつぶつ言いながら、今年はいらないと思っていたモコモコの暖かい肌着を引っ張り出す。
みなさん...
Official Staff
祈りの道具は、あなたらしく、自由な発想で/株式会社まなか
自分で組み合わせて偲びの空間を作ったり、祈りの道具屋まなかの仏具は、自由な発想で、あなたらしく偲ぶことができることを提案しています。
暮らしの中にすんなりと馴染むよう、デザインやサイズの他、触り心地や故人のことを前向きに思い出せるような徹底したこだわりや思いについて、仏壇事業を担当する玉越健一さんにお話を伺いました。
「どう供養したらいいのかわからない」
という声に応えていきたい
──御社が石材事業からスタートして、葬祭業、仏壇と事業を拡大されたのには、どういった思いがあったからでしょうか?
玉越 もともとは石材の販売からスタートして、その次にご葬儀、仏壇と広げていきました。仏壇事業に関...
Official Staff
朝と夜 - 挨拶のように、暮らしの中で当たり前に、仏壇に手を合わせること/株式会社まなか
株式会社まなかは、「偲ぶことの真ん中と向き合う」という企業理念のもと、今の暮らしに寄り添いながら、“供養”という習慣を次世代につなげていきたい。そんな思いからオリジナルの仏壇作りを始め、改良を重ねて、より自由度が高く、モダンファニチャーとして成立する仏壇「朝と夜」が完成しました。
朝の光と夜の灯りをイメージした仏壇
「朝と夜」は、重厚感や静謐感のある箱型でありながら、洋風の家具にもマッチするようなモダンな色合いとデザインが特徴的です。カラーは朝の光をイメージしたホワイト×ベージュと、夜の灯りを思わせるグレー×ブラックの2種類。
まず目を引くのは両脇の4つの引き出し。形見やお線香などを収納...