地球に生まれて、地球に還る心の具 櫂 [KAI]
櫂 [KAI]とは
地球に生まれて地球に還る、「心の具」。
大切な人の遺品をほんの少し、木製の器に納め、身近に持つ。
ここには宗教はなく、飾りも格式も無い。
ただ一緒に散歩するように携え、新しいストーリーを生み出していくもの。いつでも、どこでも、直接的に故人と心と心を繋げることができるのだ。
櫂の本来の意味は、「目的地に向けて船を操る木の道具」のこと。
生活空間にあって、自分にとっては大事だけれど、他人にとっては関係のない、そんなもの。
一緒に還ろう。
いつか死ぬときは、一緒に火葬してほしい。自分のことを知らない人々の中で、残り続けるよりも身近な人だけで側に居られたら、それでいいではない...