静まりかえった水面のような 祈りの道具

映箱「うつしばこ」は、遺灰や形見を納めるための小型の ケースで、暮らしの中に自然に溶け込む「祈りの道具」です。 純度の高い光学ガラスと透過性のある鏡面、金属製の ケースで構成されています。

極めてシンプルな形状で、 周りの風景を映し込み、時々の光によってその表情を 変化させます。静まりかえった水面のような静寂があり、 今この時、この光を共鳴させながら、自らの心を映す鏡 となります。

円と四角

画像: 円と四角

形状は正円と正方形の2タイプ。最も基本的な幾何形状が素材と光の効果を際立たせ、想いの居場所、心を映す面としての輪郭をくっきりと描き出します。

光によって様々に

画像: 風景を映し込んでいる映箱

風景を映し込んでいる映箱

太陽の光を浴びて違った姿を現します。2枚の光学ガラスの間に透過性のある鏡面コートが施されていて、周囲の風景を映し込みながら、光線の強弱や方向などによって、そのありようは様々に変化します。

画像1: 光によって様々に

形見や遺灰を納める容器は、ガラスの裏面にあって存在感を主張せず、光の加減で鏡面の背後にうっすらと姿を現します。

また、容器は真鍮製でネジにより確実に密閉できます。

画像2: 光によって様々に
サイズΦ70 x H22(mm)
素材光学ガラス、真鍮
ラウンドタイプ
サイズW62 x D62 x H22(mm)
素材光学ガラス、真鍮
スクエアタイプ

FROM NOWHEREがめざすもの

画像: FROM NOWHEREがめざすもの

「彼方から届く 心のなかの静寂を聴く 自然に心が開かれるように」

“FROM NOWHERE” は、光学ガラスのもつ素材の力と加工技術を活かした製品を通して、精神的な暮らしを提案するブランドです。

光学的効果と光の神秘性

根源的で人の心と共鳴するものづくりを目指している製品です。光は、様々なかたちで人の心と深く結びついていることが分かります。特に光学ガラスの光には、高い透明性に限りない静寂を感じたり、反射や屈折によってつくられる像に物理的な距離とは違った隔たりの不思議さを感じます。このような光の神秘性を探りながら、根源的で人の心と共鳴するものづくりを目指している製品です。

新しい日本の手仕事

光学ガラス製品は、ひとつひとつ人の手を経て製品となります。工業的なプロセスではありますが、極めて手仕事的な性格が強く、手間の掛かる「人の仕事」であることを意識しています。時間をかけ精度を求めて丁寧に作られるものに宿る力を大切にし、「「いま」「ここ」にある精神性を体現していきます。

意識のプロダクト

生命が生き生きとあり、人間が本来もつ力を取り戻すための方法を考えています。ものを創造しながら、ものを超えた新たな意識をつくることを目指します。小さな発見に心を躍らせたり、毎日の何気ない習慣が一日の心のリズムを整えたり、日常と並行にある別の世界を気づかせたりと、人々の意識に作用するプロダクトです。

製造元・公式サイト

製造元:カドミ光学工業

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