繭と環

繭環(まゆだま)は、小型の骨壷と花瓶、香炉、灯立、りんがセットになっています。手元供養の時代ならではの、小型骨壷を含む現代版「新五具足」です。

故人の魂が収まる陶磁器製の「繭(まゆ)」を、木製の「環(わ)」が守ります。繭に環が巻かれた形状には「生涯を終えて、かえ還る場所」という意味が込められています。

時間の経過による変質の少ない陶磁器製の容器が大切な遺骨をしっかりと守る一方で、無垢の木材が見せる経年変化は、故人が旅立ってからの時間の経過を感じさせます。

デザインブランド 花と文

画像: デザインブランド 花と文

私たちの暮らしに寄り添う、現代の「供養」をお手伝いする「花と文(はなとふみ)」。
トモエ陶業株式会社が提案する今日の供養のためのデザインブランドです。

仏教における供養の概念が伝来する以前から、日本には故人や先祖を尊重し弔う心と文化が存在しました。

花と文が提供する商品は、日本人が大切にしてきた死者への想いをふまえながら、現代の暮らしの中で大切な人の死に向き合うための道具です。

故人を悼み、「花」を供える行為は世界共通の<目に見える>弔いの行為。

それに対し、文字・手紙といった「文」はいわば死者へつづる想いです。故人に伝えたい想い、届けたい言葉は<目に見えない>弔いの行為です。

花と文は、目に見える弔いの象徴を「花」、目に見えない悼みの象徴を「文」という言葉に込め、双方への尊重を、日常生活になじむ洗練されたデザインで表現しています。

繭環は花と文シリーズの商品です。

使い方

これまでの仏具のイメージを一新。和室、洋間を問わずどんなお部屋にも馴染むデザインです。こぶりなサイズで設置場所にも困りません。香炉、灯立、りん(りん台・りん棒・香立含む)は重ね合わせることができるので、コンパクトに収納可能です。

画像: 使い方

仏壇はないけど供養をしたい。でも仰々しい仏具はちょっと……
故人の命日にはお線香を焚きたいが、仏具はふだんはしまっておきたい
お花は定期的に供えるけど、お線香を焚くのはごくたまにだけ……

それぞれの暮らしのスタイルに合わせて、ご使用いただけます。

画像4: 繭環 -まゆだま-

香炉・灯立・りんはりん台とりん棒と共に収納

骨壷の蓋を開けたところ

画像5: 繭環 -まゆだま-
画像6: 繭環 -まゆだま-

五具足全てをまとめた状態
コンパクトに収納可能

製品・付属品一覧

画像: 製品・付属品一覧

繭環には、以下のものが内包されています。

  • ミニ骨壷陶器・木材  高さ80mm×直径60mm
  • 花瓶         陶器・木材 高さ80mm×直径60mm
  • りん         真鍮 高さ34mm×直径60mm
  • りん台        木材
  • りん棒        木材
  • 灯立         陶器・木材 高さ24mm×直径54mm
  • 香炉         陶器 高さ34mm×直径60mm
  • 香立         真鍮
  • 収納袋        綿・3枚
  • 線香(伽羅)     1箱

製造元・公式サイト

製造元:トモエ陶業株式会社

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