以前にご紹介した「柒+(ナナプラス)」の方々へのインタビューで『現在開発中』と伺っていた、経済産業大臣指定 伝統的工芸品「彦根仏壇」に認定された新商品が、いよいよデビューしました!
「ほとり」シリーズに新商品が登場!
「ほとり」シリーズは、故人をほとり(=そば)に感じていただける写真立て。指輪や時計などが入る小さな室と、位牌や骨壷などを置くための小さな台が設けられています。
枠の下に設けた小さなスペースは、雪見障子のように下から覗きこむと、位牌や骨壷が置かれる空間が、向こう側に何か存在を感じるような雰囲気を醸し出します。
枠の右脇には磁石を埋め込んだ札板を設置することができるので、札板に戒名や「南無阿弥陀佛」等と彫れば位牌壇や小さな仏壇としてもお使いいただけます。
彦根に伝わる最高峰の伝統技術を盛り込んで。
全ての「ほとり」シリーズは、彦根仏壇の職人の手作りです。
さらに、今回新たにお目見えした、伝統的工芸品・彦根仏壇「ほとり」は、天然漆呂色仕上げ、溜呂色塗、燻銀手打ち錺金具、手書き磨き蒔絵、螺鈿、金箔など彦根に伝わる最高峰の伝統技術を盛り込んでいます。
彦根仏壇の伝統的な仕様を守り、厳しい審査を経て、伝統的工芸品「彦根仏壇」として認定されました。また、「第24回 全国伝統的工芸品仏壇仏具展」に出展し、これらのデザインと品質が認められ、「近畿経済産業局長賞」も受賞しています。
伝統的工芸品「彦根仏壇」歴代最小
「ほとり」は、写真、遺品入れ、骨壷台、札板と4つの組み合わせが、幅140mm、高さ245mmの中に小さくまとまっており、伝統的工芸品「彦根仏壇」に認定されている仏壇として、歴代の中でも最も小さいサイズの新デザイン仏壇です。
手描き磨き金蒔絵
手描き磨き金蒔絵と螺鈿は、「ほとり」の名から水辺にちなんで琵琶湖の湖面を描いています。
写真入れ部分と台部分は溜呂色塗仕上げ。溜塗は、中塗りに朱漆を塗り、その上から透漆を掛ける仕上げです。時間とともに漆が透け、徐々に濃い色から褐色へと変わる漆塗りです。
手打ち錺金具
全体を支える枠は黒漆の呂色仕上げ。手で平滑に磨き上げて鏡のように反射する漆の最高級の仕上げです。
この滑らかな呂色の面と存在感のある燻銀の錺金具の対比が全体を引き締めます。もちろん錺金具も伝統工芸士による手彫りによって仕上げられています。
写真立て『伝統工芸品 彦根仏壇 ほとり』
素材: ヒバ(天然漆呂色仕上げ)、ヒバ(溜呂色塗、一部に磨き金蒔絵と螺鈿の装飾)、手打ち錺金具、フロートガラス
サイズ: W140 × H245 × D126 mm
Design: 乾 陽亮
Photo: 梅田 彩華(梅田彩華写真事務所)
販売価格:¥550,000(税別)
※文字彫刻は別途
ご購入などの相談は「柒+(nanaplus)」まで。
販売:柒+(ナナプラス)事務局(吉田松蔵商店内)
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