京都の針・櫛・数珠・陶器・茶筅 供養イベント一覧
大切に使っていた物には「付喪神(つくもがみ)」が宿ると信じる日本人の精神を象徴するイベントが、京都では数多く開催されています。
人に対してだけでなくお世話になった物も供養したいと思うのは、日本人の「弔い」の精神の現れですね。
今回は、職業や趣味などでお世話になった道具を供養するイベントをご紹介します。
針供養
虚空蔵法輪寺
虚空蔵法輪寺(こくうぞうぼさつほうりんじ)は通称「嵯峨の虚空蔵さん」として親しまれています。
法輪寺での針供養は、皇室で使用された針をご供養せよとの天皇の命により始まったといわれています。
現在でも毎年12月の針供養の際に、皇室からお預かりした針のご供養をしています。...