Official Staff
「この世は苦である」と聞いて安心した話 〜日々と弔い〜
弔い。
どこか遠くにあるようなその響きは、そっと耳をすませてみれば、私たちの日々にもきちんと息づいています。死に向かって生きるわたしたちの「今」を、僧侶ライターの小鳥が切り取ったり、切り取り損ねたりする、ゆるめのコラムです。ちょっとだけお付き合いください。
《 小鳥 》
ライター、僧侶。30数年前にお寺の子として生まれ、僧侶となり、両親とともに実家の寺で暮らしながら、日々、言葉を紡いでいます。
この世は素晴らしい!……とは限らない。
もちろん素晴らしいな、美しいな、捨てたもんじゃないな、という気持ちは抱く。それはとても満たされる瞬間だ。救いのようにも思える。
だけど、そんな奇跡のような瞬...
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祈りの道具は、あなたらしく、自由な発想で/株式会社まなか
自分で組み合わせて偲びの空間を作ったり、祈りの道具屋まなかの仏具は、自由な発想で、あなたらしく偲ぶことができることを提案しています。
暮らしの中にすんなりと馴染むよう、デザインやサイズの他、触り心地や故人のことを前向きに思い出せるような徹底したこだわりや思いについて、仏壇事業を担当する玉越健一さんにお話を伺いました。
「どう供養したらいいのかわからない」
という声に応えていきたい
──御社が石材事業からスタートして、葬祭業、仏壇と事業を拡大されたのには、どういった思いがあったからでしょうか?
玉越 もともとは石材の販売からスタートして、その次にご葬儀、仏壇と広げていきました。仏壇事業に関...