
「朝と夜」夜の灯りを思わせるグレー×ブラウン

「朝と夜」朝の光をイメージしたホワイト×ベージュ
株式会社まなかは、「偲ぶことの真ん中と向き合う」という企業理念のもと、今の暮らしに寄り添いながら、“供養”という習慣を次世代につなげていきたい。そんな思いからオリジナルの仏壇作りを始め、改良を重ねて、より自由度が高く、モダンファニチャーとして成立する仏壇「朝と夜」が完成しました。
朝の光と夜の灯りをイメージした仏壇
「朝と夜」は、重厚感や静謐感のある箱型でありながら、洋風の家具にもマッチするようなモダンな色合いとデザインが特徴的です。カラーは朝の光をイメージしたホワイト×ベージュと、夜の灯りを思わせるグレー×ブラックの2種類。
まず目を引くのは両脇の4つの引き出し。形見やお線香などを収納する引き出しとして使用してもよし、引き出しを抜けば飾り棚として利用でき、故人の大切な思い出の品や写真などを飾ることができます。

4つの引き出しを取り出せば、飾り棚に。故人様の写真や形見の代物など自由に飾ることができる

引き出しをはめて、扉を閉じた状態。一見、仏壇とは思えない佇まい。

深さのある引き出し。天板と側板の接着面を斜め45度に切って貼り合わせているため、凹凸がなく、1枚板のような滑らかさに。

奥行き22cmとスリムなため、扉内の2枚の付属板を仏壇前に出せば、置台にもなる(写真は付属板1枚を使用した場合)。
「朝と夜」のサイズは、幅51.6cm、高さ36.1cm、奥行き22cm。コンパクトなサイズでありながら、本尊と位牌を2柱お祀りすることができます。また、扉内の2枚の中板を取り外し、外に出すことで置台として活用することでフレキシブルなご供養が可能になります。
天板のガラスは明かり取り。「朝と夜」は奥行きが22cmあり、少し影になりやすいので、上から自然の光を取り込んで、お位牌を明るく包みます。そして、底にはスチールの足をつけ、高さを出すことで抜け感を出しています。金属と木、異素材の組み合わせがよりハイグレード感を演出してくれます。
さらに、外枠4枚の板の接着部分を45度に切って貼り合わせる留め継ぎにしたことで、よりスマートな美しさを追求。この細部にわたるこだわりは、家具職人ならではのこと。表現したいデザインの商品を作るうえで、塗装だけではなく、木の組み立てからすべて作ってもらうため、まなかの商品のほとんどは家具職人に発注しているのだそう。仏壇も家具の一つ。仏壇を選ぶ時に、家具を選ぶような気持ちで選んでほしいと願いが込められています。
コンパクト感やデザイン性を追求しながらも、
神聖さを感じさせる存在感
お客様のニーズに合わせて、コンパクト感とデザイン性を追求しながらも、重要なのは、そこに聖域があるという存在感を残す、ということ。細部にこだわった美しい仕上がりは、より神聖さを感じさせてくれます。
朝の日差しの中で手を合わせる。夜、家に帰って来て、部屋の灯りの中で手を合わせる。1日のさまざまな時間に故人を身近に感じ、一緒に過ごしてもらいたい。そんな思いから名付けられた「朝と夜」は、祈る人の毎日に寄り添ってくれることでしょう。