金や赤、瑠璃色などの鮮やかな色合い

日本磁器発祥の地、佐賀県有田町で生まれた有田焼。“太白(たいはく)”と呼ばれる素地の白の美しさと、“染錦”という染付の技法による金や赤、瑠璃色などの鮮やかな色で描かれた絵柄が特徴で美術品としても国内外で親しまれてきました。

有田焼の再興に尽力

画像: 有田焼の再興に尽力

およそ400年の歴史を持つ有田焼の伝統を長年守ってきたのが、高級陶磁器の老舗である「香蘭社」。

創業は1689年、初代深川栄左衛門が肥前有田で磁器製造したのが始まりとのこと。その後、八代目栄左衛門が、明治維新で佐賀鍋島藩の保護と支援を失った有田焼の再興に尽力し、当時の陶工や絵付師、陶商達を一つにまとめて出来たのが今の香蘭社です。

その歴史から生まれた「香蘭社スタイル」は、「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島藩窯」という有田の代表的な三様式をミックスしながら、そのときそのときの時代に合わせた商品を作り続けてきました。

色鮮やかな香蘭社の骨壷

画像: 色鮮やかな香蘭社の骨壷

古い伝統を守りながら、しかしそこに固執することなく新しい流れにも柔軟な目を向ける中で、香蘭社が新しく手掛けたのが“骨壷”でした。そのきっかけは今から20年ほど前に台湾の会社から骨壷製作の依頼が来たこと。それが発端となって、いちから型を起こし、香蘭社らしい色と絵柄を施したオリジナルの骨壷が生まれました。

元来、人目に触れるものではない骨壷は、シンプルな白地のものが多かっただけに、色鮮やかな香蘭社の骨壷は当時としては画期的なものだったでしょう。形状や大きさ、柄においても様々なバリエーションの骨壷が作られるようになったのは、ここ4、5年のことだそう。

骨壷のサイズは、関東は7寸、関西・九州はそれに比べて小さめの 3〜5寸と、地域によって違いがあります。これは、遺骨を全て骨壷に納めるか、主要な骨のみを納めるかの方法によるもので、香蘭社ではそれぞれの地域の風習に応じて2.5寸から7寸まで豊富なサイズ展開がなされています。

日本人に愛されている桜柄が人気

画像: 日本人に愛されている桜柄が人気

また、お墓に埋めるか納骨堂に納めるものとされてきた骨壷も、日本の生活スタイルや埋葬スタイルの変化に伴い、近年はお骨を分けて手元に置いておく手元供養というスタイルも生まれました。香蘭社の手元供養用ミニ骨壷は、蓋と本体を重ね合わせた後、回すとロックされる独特の構造で、安心して持ち運べるように工夫されています。

形状は一般的な筒型と、蓋がなだらかな屋根の形をしている家型の2種類。絵柄は、香蘭社を代表するモチーフである胡蝶蘭や、日本人に愛されている桜柄が人気だそう。

香蘭社の骨壷は「無地では寂しい。華やかなものがいいだろう」とご遺族の方が購入されたり、「私が亡くなった時はこれに入れてください」とご自身の終活の一つとして気に入った絵柄を購入されたりすることが多いとのこと。

形式の中にも、個の愛情や温もりを。 華やかさと上品さを併せ持ち、温もりのある香蘭社の骨壷は、大切な方の安らかな眠りを守ってくれることでしょう。

ライター/大窪由香
写真/大塚日出樹
   

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画像: 香蘭社 Koransha www.youtube.com

香蘭社 Koransha

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